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役割が大きい法律家

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遺産相続に関する紛争は、これまでも多いものでした。ただ、紛争の内容は時代によって移り変わりを見せています。戦前は家父長が、一家の財産を一手に承継するものでしたので、相続は穏便に行われる傾向にありました。しかし、戦後になると従来の家父長制が解体され、遺産相続は遺言により自由になりました。そのため、それを巡って家族間の争いが生じるようになります。それは今でも問題になることは多いですが、最近は新たな遺産相続問題が生じています。何かというと、婚外子の遺産相続問題です。従来婚外子の相続分は、嫡出子の二分の一という規定がありましたが、最高裁に違憲と判断されてから削除されました。そのため、婚外子も正当な権利を主張する機会が増え、それに伴う紛争が生じる傾向にあります。

したがって、これまで以上に紛争が多様化しているため、弁護士の活躍の場が増えると思われます。しかも、新たな法律問題が生じる可能性も否定できません。前述した最高裁の違憲判断を導いた過程でも、具体的紛争において弁護士が活躍した結果です。今後もライフスタイルの多様化によってそのような事態は起こり得ます。それを解決するには適切な訴訟上の主張を行っていく必要があり、弁護士の果たす役割は大きなものです。それに加えて、日本は高齢社会を迎えています。つまりその分亡くなる人の数も増えてくることから、弁護士に頼って遺産相続の問題を相談する場が増えてくると考えられているのです。